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低用量ピルトリキュラーの効果は多様です。もちろん避妊への効果は疑う余地などありません。避妊の効果以外にもトリキュラーには高い利用価値があります。その根拠と、服用に際しての注意、副作用などについて順にお話していきましょう。

トリキュラーが誇る高い避妊成功率は、その最大の効果です。一説では、コンドーム以上の成功率をマークするといわれます。ちなみにコンドームによる避妊成功率は、諸説あるものの、85%程度とされるのが一般的です。
避妊以外の効果では、たとえば生理不順や月経困難症への効果。妊娠の可能性がある女性にとって、生理は生活を左右する現象ですが、まずは生理周期の安定を保つ効果があります。特に生理が重い女性にとっては、スケジュール管理をしやすくできるため、生理に備えてあらかじめ準備することができるというメリットは大きいです。

月経困難症は、いわゆる生理痛を指します。特に生理痛が重い場合を指すことが多いです。月経困難症というと何か重大な病気のような印象を受けますが、ほかに原因のない生理痛であれば、多少重くてもそれ自体病気であるとみなされないのが普通でしょう。
生理不順にしても月経困難症にしても、子宮筋腫・子宮内膜症・子宮頸がん・子宮体がんなどさまざまな病気が原因になることがあります。また、ホルモンバランスの以上が原因となることもあるため、原因の特定は難しいと考えられることが多いです。

生理不順や月経困難症への効果が期待されるトリキュラーを服用しても症状が軽減されず、大きな変化が現れない場合、医師の診断を仰ぐ必要があります。上記のとおり、場合によっては生命を左右しかねない病気が原因でないとも限りません。それだけに症状の判断には慎重を要します。症状が軽減しても、できれば一度病院で検査してもらうなどの対処があったほうが良いでしょう。
ちなみにトリキュラー28は三相性の低用量ピルです。三相性とは、簡単にいえばホルモン量が三段階に作用する、つまり効果が比較的緩やかであるという特長があります。そのため急性症状への対処ではなく、日常的・慢性的な症状にお悩みの女性にはトリキュラー28が合う可能性が高いです。

慢性疾患が改善・軽減されることによって、ストレスも解消・軽減される期待が高まります。ストレスが小さくなれば、女性の肌をはじめとする美容の面でのメリットも大いに見込まれるでしょう。間接的ではありますが、このあたりも、トリキュラーを服用するメリットといえそうです。女性にとっては、歓迎されるメリットでもあるはずです。
トリキュラーの飲み方で最も注意が必要な点は、用量です。原則1日1錠、毎日一定の時刻に服用します。これを21日間継続します。その後1週間(7日間)服用を中止するというところには注意が必要です。それゆえ少しトリッキーな飲み方になるといえるでしょう。
万一前日に飲み忘れがあった場合、飲み忘れに気づいた時点ですぐさま1錠服用します。同日中に、その日の分も服用します。つまりその日だけ例外的に2錠服用することになりますので、この点は注意が必要です。

上記の28日間を1クールとして、症状が緩和・軽減しないようであれば、2クール、3クールと服用を継続します。その際、副作用の有無にも十分な注意が必要です。場合によっては、かなり重篤な副作用が現れることもあります。
トリキュラーの代表的な副作用は、吐き気・嘔吐、頭痛、乳房緊満感・乳房痛、下腹部痛、発疹・じんましん、不正性器出血などです。不正性器出血とは、月経周期中、月経期間以外の期間に軽微な出血がみられる症状を指します。これらの症状には、血栓症など重篤な疾患が原因の副作用もありますので、症状が気になる場合、早めに担当医・担当薬剤師などに相談してください。