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知っておきたいトリキュラーの飲み合わせについて

2020年02月28日
心配している女性

低用量ピル・トリキュラーとの飲み合わせ禁止(禁忌)薬物について注意が必要です。薬物である以上、この手の禁忌関連のトラブルは多く、避妊薬のトリキュラーも決して例外ではないと考えるべきでしょう。以下に飲み合わせ禁止に関する詳細を示しますので、ぜひ参考にしていただき、間違いが起こらないよう十分ご注意いただきたいです。

ペニシリン系抗生物質との飲み合わせが禁止とされています。たとえばサワシリン、パセトシン、ピクシリンS、オーグメンチン、クラバモックスなどの成分を含む抗菌薬の多くが、ペニシリン系抗生物質に属します。比較的身近な抗生剤に含まれる成分なので、要注意です。

次に、パリタプレビル水和物・オムビタスビル水和物・リトナビル配合剤との飲み合わせも禁止とされています。ヴィキラックス配合錠がこれに相当します。ヴィキラックス配合錠をすでに服用されている女性は、トリキュラーの服用は見合わせてください。

続いてステロイド剤との相性も、十分理解を深めておく必要があります。副腎皮質ホルモンは、いわゆる副腎皮質ステロイド(単にステロイド剤)と呼ばれますが、パリタプレビル水和物・オムビタスビル水和物・リトナビル配合剤よりも種類ははるかに多いです。ます、リウマチ性疾患の治療で使用されるプレドニゾロン(プレドニン)は、副腎皮質ホルモンの最も代表的な薬物です。実際多くの薬物との飲み合わせが禁止されるイメージがあります。ほかにもレダコート、マキュエイド、アフタシール、ブテソニド(シムビコート)、ワプロン、ケナコルトAなど、副腎皮質ホルモンは挙げればきりがありません。

精神・神経疾患をお持ちの女性にとっても、飲み合わせは十分注意が必要になります。リウマチ性疾患とともに、女性に多いとされるうつ病など、精神・神経科疾患治療の多くで使用される抗うつ薬も、トリキュラーの禁忌となっています。特に三環系抗うつ薬(アナフラニール、トフラニール、イミドール、トリプタノールなど)を服用している女性は、トリキュラーの服用は差し控えなければなりません。

薬物以外で禁忌とされるのが、煙草です。現在喫煙習慣がある女性は、トリキュラーの服用を控えてください。煙草との関連については、次のところで少し詳しくお話します。ですからここでは、主に薬物との飲み合わせについて注意すべき点に、十分ご理解を深めていただきたいです。

ですから上記に挙げた薬物以外にも、何らかの疾患を治療するために処方薬や市販薬をすでに服用している女性については、トリキュラーとの飲み合わせが可能かどうかを担当医・担当薬剤師に確認するなどして、安全を確認してから服用していただきたいです。逆に、トリキュラーが処方されている場合も、お薬手帳を事前に提出するなどして、担当医と併用薬の使用可否を十分すり合わせてから服用してください。以上がトリキュラーの飲み合わせに関する注意喚起です。